オーガニック化粧品のOEMメーカーを紹介します。小ロット対応、ナチュラルコスメとの違い、認証対応など気になる点についても詳しく説明します。
オーガニック化粧品とは?
オーガニック化粧品とは、有機栽培された植物由来原料を中心に使用して作られた化粧品です。
農薬や化学肥料への配慮に加え、環境負荷の低減や持続可能な生産を重視する商品も多くあります。
ただし、日本では統一された法的基準がないため、配合成分や認証の有無を確認することが大切です。
オーガニックコスメとナチュラルコスメの違い
| 項目 | オーガニックコスメ | ナチュラルコスメ |
| 主な特徴 | 有機栽培された植物由来原料を使用した化粧品 | 天然由来原料を中心に使用した化粧品 |
| 原料の栽培方法 | 農薬や化学肥料に配慮した有機栽培原料を重視 | 有機栽培かどうかは問われない |
| 認証 | COSMOSなどの認証を取得した商品がある | 独自基準で表示される商品も多い |
オーガニック化粧品OEMメーカーおすすめ15選一覧
株式会社実正

| 住所 | 〒123-0851 東京都足立区梅田6-9-6 |
| 設立年 | 1980年3月 |
| 資本金 | – |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | スキンケア、ヘアケア、ボディケア、その他 |
| 製造条件・費用 | 基本的には初回1000個が最小ロット。処方や容量によって数量は変動あり。 |
| URL | https://www.misho.co.jp/ |
株式会社ケアリングジャパン

| 住所 | 〒422-8004 静岡県静岡市駿河区国吉田2丁目5番67号 |
| 設立年 | 1961年9月19日 |
| 資本金 | 2000万円 |
| 売上 | |
| OEM可能な商品 | スキンケア、スペシャルケア、ボディケア、ヘアケア、リップ&フレグランスなど |
| 製造条件・費用 | COSMOS および ISO22716(化粧品GMP)を取得 |
| URL | https://www.caringjapan.jp/ |
株式会社ジュポン インターナショナル

| 住所 | 〒144-0034 東京都大田区西糀谷4-31-5 |
| 設立年 | 1976年7月 |
| 資本金 | 2380万円 |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | 基礎化粧品、ヘアケア、ボディケア、メイクアップなど |
| 製造条件・費用 | – |
| URL | https://jupon.jp/ |
株式会社カリテスラボ

| 住所 | 〒299-4103 千葉県茂原市千沢1099-1 |
| 設立年 | 2022年6月 |
| 資本金 | – |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | スキンケア、ボディケア、UVケア、石鹸など |
| 製造条件・費用 | 小ロット100個から対応 |
| URL | https://chariteslab.co.jp/ |
株式会社ハーブラボ

| 住所 | 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-2-23 |
| 設立年 | 2010年6月 |
| 資本金 | 1000万円 |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | スキンケア、ボディケア、ベースメイク、カラーメイク、ヘアケアなど |
| 製造条件・費用 | レディメイドによる短納期対応可。 |
| URL | https://www.herblabo.jp/ |
株式会社ファーメンステーション

| 住所 | 〒273-0864 千葉県船橋市北本町1-17-25 ベンチャープラザ船橋 |
| 設立年 | 2009年7月7日 |
| 資本金 | – |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | – |
| 製造条件・費用 | 化粧品・雑貨・日用品 |
| URL | https://fermenstation.co.jp/ |
株式会社シャンソン化粧品

| 住所 | 〒422-8615 静岡県静岡市駿河区国吉田2-5-10 |
| 設立年 | 1946年2月 |
| 資本金 | 1億2700万円 |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | 基礎化粧品、ヘアケア、サンスクリーン剤など |
| 製造条件・費用 | ISO22716(化粧品GMP)認証取得、国内有数のCOSMOS認証工場 |
| URL | https://chansoncosmetics.jp/ |
株式会社コスメディアラボラトリーズ
| 住所 | 〒236-0003 神奈川県横浜市金沢区幸浦2-20-5 |
| 設立年 | 1988年11月9日 |
| 資本金 | 4000万円 |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | スキンケア、ボディケアなど |
| 製造条件・費用 | ECOCERT、BDIH、NATRUEなど各種機関の認証実績あり最低ロット3000本 |
| URL | https://www.cosmedia.jp/ |
ノーベル化学宏業株式会社
| 住所 | 〒581-0834 大阪府八尾市萱振町1丁目58 |
| 設立年 | 1960年4月5日(創業1950年10月) |
| 資本金 | 4050万円 |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | 基礎化粧品、メイクアップ類、頭髪、洗髪類、石鹸類など |
| 製造条件・費用 | – |
| URL | https://www.nobelkagaku.co.jp/ |
株式会社地の塩社
| 住所 | 〒861-0522 熊本県山鹿市久原4254−1 |
| 設立年 | 1986年6月(創業1975年3月) |
| 資本金 | 5000万円 |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | スキンケア、石鹸、洗浄剤、歯磨き粉、フェイスパックなど |
| 製造条件・費用 | スキンケア:1000個〜、石鹸:3000個〜 |
| URL | https://chinoshiosya.com/ |
株式会社ES-ROOTS
| 住所 | 〒153-0053 東京都目黒区五本木3-7-8 |
| 設立年 | 2009年8月17日 |
| 資本金 | – |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | スキンケア、ボディケア、ヘアケア、パーツケア、ペットケア |
| 製造条件・費用 | 300個〜の小ロット対応(製品により異なる) |
| URL | https://www.fruitsroots.com/ |
株式会社オーガニックマザーライフ
| 住所 | 東京都目黒区自由が丘2-8-17 グランデ自由が丘2階 |
| 設立年 | 2020年(創業は2015年) |
| 資本金 | 500万円 |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | 基礎化粧品、洗顔料、メイクアップ、その他 |
| 製造条件・費用 | 最低ロット500個〜 |
| URL | https://organic-mother-life.jp/ |
株式会社光南
| 住所 | 〒445-0035 愛知県西尾市花蔵寺町宮後17-3 |
| 設立年 | 1970年1月 |
| 資本金 | 3000万円 |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | – |
| 製造条件・費用 | – |
| URL | https://www.naturas-psychos.com/ |
オーガニックアース株式会社
| 住所 | 〒106-0043 東京都港区麻布永坂町1 麻布パークサイドビル401 |
| 設立年 | 2013年5月 |
| 資本金 | – |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | スキンケアなど |
| 製造条件・費用 | – |
| URL | https://www.organicearth.co.jp/ |
株式会社D・S・A
| 住所 | 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-1-11 ビルックス茅場町 |
| 設立年 | 1992年8月28日 |
| 資本金 | 1500万円 |
| 売上 | – |
| OEM可能な商品 | 基礎化粧品、ヘアケア、メイクアップなど |
| 製造条件・費用 | – |
| URL | http://www.d-s-a.co.jp/ |
オーガニック化粧品の主な認証の種類
| 認証制度 | 概要 |
| COSMOS ORGANIC | 欧州の主要団体が共同で策定した、オーガニック・ナチュラル化粧品の国際基準です。原料の由来だけでなく、加工方法、製造、保管、包装、環境管理、表示なども審査対象となります。現行基準では、物理的に加工された農業由来原料の95%以上がオーガニックで、製品全体の20%以上がオーガニックであることが原則です。洗い流す製品など一部は10%以上が基準となります。ECOCERTはCOSMOSを審査する認証機関の一つです。 |
| NATRUE | ベルギーに本部を置く国際団体が運営する、ナチュラル・オーガニック化粧品専門の認証制度です。製品には天然物質、天然由来物質、限定された天然同一物質のみを使用でき、オーガニック認証区分では、対象となる天然物質および天然由来物質の95%以上が認証有機農業由来であることが求められます。第三者の認証機関が審査し、世界で1万点を超える化粧品・原料に採用されています。 |
| USDA Organic | 米国農務省のNational Organic Programに基づく公的なオーガニック認証です。化粧品専用の制度ではありませんが、農業由来原料を含み、生産・加工・取り扱い・表示の基準を満たす化粧品は認証対象になり得ます。「Organic」と表示してUSDA認証マークを使用するには、水と塩を除いた原料の95%以上がオーガニックであることが必要です。70%以上の場合は「Made with organic~」と表示できますが、USDA認証マークは使用できません。 |
ECOCERTは一般に「エコサート認証」と呼ばれますが、現在のオーガニック化粧品では、ECOCERTは主に認証を行う機関、COSMOS ORGANICは適合性を判断する認証基準という関係です。
なお、COSMOS NATURALはナチュラル化粧品の認証区分であり、オーガニック原料の最低配合割合は設定されていないため、オーガニック化粧品の認証には含めていません。
オーガニック化粧品OEM会社の選び方
1. オーガニック認証への対応実績を確認する
オーガニック化粧品を開発する場合は、希望する認証への対応実績を確認しましょう。特にCOSMOS ORGANICを取得したい場合、認証基準に適合する原料を使うだけでなく、製造工程や保管、包装、表示なども審査対象になります。
「COSMOS APPROVED原料を使用できる」という説明だけでは、完成品の認証取得実績があるとは限りません。
認証商品の製造事例、審査機関との調整範囲、取得に必要な費用や期間まで具体的に確認することが大切です。
2. 品質管理体制と試験内容を確認する
天然由来原料を多く使う処方は、原料の色や香りにばらつきが出たり、時間の経過によって分離や変色が起きたりする可能性があります。
そのため、安定性試験、微生物試験、容器との相性試験など、商品に応じて必要な検査を実施できる会社を選びましょう。
ISO 22716は、原料調達から製造、包装、保管、出荷までの管理方法を示す化粧品GMPの国際規格です。取得は会社選びの一つの目安ですが、認証の有無だけでなく、具体的な検査項目や不具合時の対応も確認してください。
3. 原料の由来と調達体制を確認する
オーガニック化粧品の価値を左右するのは、配合する原料の種類だけではありません。原料の生産地、有機認証の有無、抽出方法、加工工程、配合割合、継続的な調達の可否まで確認しましょう。
自社農園の植物や地域素材を持ち込みたい場合は、エキス化、成分分析、安全性確認、化粧品原料としての規格化に対応できるかも重要です。
また、収穫量や輸入状況によって原料が不足した場合に、代替原料へ変更する条件や再試験の必要性も事前に確認しておくと安心です。
4. 作りたい商品に近い製造実績で選ぶ
オーガニック化粧品の製造実績が豊富でも、すべての商品カテゴリーを得意としているとは限りません。
化粧水、美容液、クリーム、バーム、シャンプー、メイクアップ化粧品などでは、必要な設備や処方技術が異なります。
候補会社には、作りたい商品と近い剤型や使用感、想定価格帯の商品実績があるかを確認しましょう。
実績を見る際は、取引社数や累計製造数だけで判断せず、天然由来原料を多く配合した処方、認証取得商品、敏感肌向け商品など、希望条件に近い事例を確認することが重要です。
5. 最小ロットではなく総費用で比較する
初めて商品を開発する場合は、最小ロットの少なさだけでOEM会社を選ばないようにしましょう。
小ロットでも、処方開発費、試作費、試験費、容器代、ラベル代、化粧箱代、デザイン費、認証費などが加わると、予算を超えることがあります。
初回生産に必要な総額と製品1個当たりの原価を確認し、希望する販売価格で利益を確保できるか計算することが大切です。
容器や箱には中身とは別の最低発注数が設定される場合もあるため、余剰資材の保管費や再発注時の条件も確認してください。
6. 処方の自由度と試作体制を確認する
OEMには、既存処方を一部変更する方法と、目的に合わせて処方を一から開発する方法があります。
短期間・低予算で作りたい場合は既存処方が適していますが、他社商品と似やすくなる可能性があります。
一方、オリジナル処方は差別化しやすいものの、試作回数や開発期間、費用が増えやすい点に注意が必要です。
使用したくない成分、希望する香りや感触、オーガニック原料の配合割合を伝え、何回まで無料で試作できるか、処方の所有権や他社への転用条件も確認しましょう。
7. 表示・薬事・発売後まで支援できる会社を選ぶ
化粧品は完成すれば販売できるわけではなく、販売名の届出、全成分表示、容器や外箱の法定表示、広告表現などへの対応が必要です。
OEM会社がどこまで支援するのかを確認し、表示原稿や商品説明のチェック、デザイン会社との調整にも対応できる会社を選びましょう。
また、発売後に品質上の問い合わせや容器不良が発生した場合の連絡体制、原因調査、返品・回収への対応も重要です。企画から製造までの対応だけでなく、販売開始後も相談できる会社であるかを見極めてください。
オーガニック化粧品のOEMで成功するコツ
1. ターゲットの悩みを具体的に絞る
オーガニック化粧品という特徴だけでは、購入理由として十分とは限りません。
まずは「どのような人の、どのような悩みを解決する商品なのか」を具体化しましょう。
例えば、肌の乾燥が気になる人、香りを楽しみながらケアしたい人、環境に配慮した商品を選びたい人では、求める処方やデザイン、伝えるべき情報が異なります。
年齢や性別だけでなく、生活習慣、使用場面、現在使っている商品への不満まで掘り下げることで、商品企画や販促の方向性が明確になります。
2. オーガニック以外の購入理由を作る
成功するには、「オーガニックだから安心」という説明だけに頼らず、他の商品と比較したときの明確な購入理由を作ることが重要です。
例えば、国産植物を活用した地域性、特定の肌悩みに合わせた設計、心地よい香り、忙しい人でも使いやすい使用方法など、顧客が実感できる価値を加えましょう。
オーガニックは商品の特徴の一つであり、それ自体が使用後の満足を保証するものではありません。「なぜこの商品を選ぶのか」を一文で説明できる状態にすると、販売ページや広告の訴求も統一しやすくなります。
3. 最初は主力商品に絞って発売する
ブランド立ち上げ時から化粧水、美容液、クリームなどを一度に展開すると、商品の魅力や広告予算が分散しやすくなります。
最初はブランドの特徴を最も伝えやすい主力商品に絞り、購入者の反応を確認してから関連商品を追加する方法が有効です。
主力商品が明確であれば、広告やSNS、販売ページでも伝える内容を集中でき、ブランドを覚えてもらいやすくなります。また、売れ行きや口コミを確認しながら次の商品を企画できるため、需要の少ない商品を増やして在庫を抱えるリスクも抑えられます。
4. 製造前に顧客の反応を確かめる
開発担当者の感覚だけで商品化を進めず、製造前に想定顧客の反応を確かめましょう。
候補となるコンセプト、香り、容器、販売価格などを提示し、アンケートやインタビューを実施すると、企画段階では気づかなかった問題を発見できます。
簡易的な販売ページを作って事前登録を募ったり、サンプル使用後の購入意向を確認したりする方法もあります。
「良い商品だと思う」という感想だけでなく、実際にいくらなら買うか、現在の商品から乗り換える理由があるかまで確認することが重要です。
5. 毎日使いたくなる使用感を重視する
オーガニック原料やブランドの理念にこだわっても、香りや伸び、肌なじみ、容器の使いやすさに不満があると、継続購入にはつながりにくくなります。
特に化粧水や美容液などの日常的に使う商品は、成分の魅力と同じくらい使用中の心地よさが重要です。
試作品は開発担当者だけで判断せず、想定顧客に一定期間使ってもらい、香りの強さ、塗布後の感触、使用量、朝晩の使いやすさなどを確認しましょう。
初回購入を獲得するだけでなく、使い切った後に再購入したくなる設計を目指すことが成功のポイントです。
6. 販売価格から逆算して商品を設計する
商品が完成してから販売価格を決めるのではなく、顧客が購入しやすい価格帯と販売方法から逆算して企画を進めましょう。
自社ECで販売する場合と、卸売や小売店を通して販売する場合では、確保すべき利益率が異なります。
商品原価だけでなく、送料、決済手数料、広告費、倉庫費、販売手数料、値引きやキャンペーンの費用も考慮する必要があります。
高品質な原料や豪華なパッケージを採用しても、販売価格とのバランスが崩れると継続的な販売が難しくなるため、企画段階で収益構造を確認することが大切です。
7. 原料や生産背景を分かりやすく伝える
オーガニック化粧品は、成分名を並べるだけでなく、原料がどこで育てられ、なぜ採用され、どのような考えで商品化されたのかを伝えることで価値が伝わりやすくなります。
ただし、雰囲気のよい物語を作るだけではなく、産地、生産者、栽培方法、使用部位など、確認できる事実を具体的に示すことが重要です。
写真や動画、開発者へのインタビューなども活用し、消費者が商品の背景を理解できる情報を用意しましょう。ブランドの理念と実際の商品づくりに一貫性があると、共感や信頼につながります。
8. 発売後のデータを次の改善に生かす
発売をゴールにせず、購入者の反応を継続的に集めて商品や販売方法を改善しましょう。
売上だけでなく、販売ページの閲覧数、購入率、定期購入率、再購入までの期間、返品理由、問い合わせ内容、口コミで多く使われる言葉などを確認します。
例えば、評価は高いのに再購入が少ない場合は、容量や価格、使い切るまでの期間に問題があるかもしれません。
顧客の声をそのまま受け入れるのではなく、複数の意見に共通する傾向を見つけ、商品説明、使用方法、容量、次回の商品企画へ反映することが大切です。
まとめ
オーガニック化粧品のOEMメーカーを選ぶときは、認証対応の有無だけでなく、得意な商品、原料調達、品質管理、最小ロット、費用、企画支援まで総合的に比較することが大切です。
また、商品づくりではオーガニックという特徴だけに頼らず、ターゲットの悩みや使用感、価格、販売方法まで明確にしましょう。
複数社へ相談し、自社のブランド方針を理解したうえで、発売後も継続的に支援してくれるOEMメーカーを選ぶことが成功につながります。


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